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for stoic rural life
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 ちょっと写真展を見に西條に行ってきた。
普段は家と会社を往復(片道5分弱)するだけの生活で全然気が付かなかったがもう夏ですね。
青い山、白い雲、緑の田圃、大きな蓮の葉。
若者は刺激が無いと言い田舎から出たがるかもしれないけれど、
都会に出たからといってどうせパチンコ屋や安物屋だらけの汚い街だ。
そんな街に住むよりは、季節の移り変わりを肌で感じられる田舎に住むほうが余程素敵だ。
近年強くそう思うようになった。歳をとるとはこういうことなのだろう。

mmd.jpg



















1999.5
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 2DKがいい加減狭くなってきたので、ついに引っ越した。
こんどは3DKのリヴァーサイド物件だ。
しかも、暗室にするのにもってこいの、3畳ほどの納戸がついている。
そして久々に自分の部屋が出来、ソファはどこに置こうか、ステレオはどう置こうか、
どんな引伸機を買おうかと、いろいろ夢を膨らませていたが、
この部屋には致命的な欠点があった。
 自分の住んでるアパートの入口の掲示板に、
「光回線の工事をします」という貼紙がしてあった。
そうか、ついにこのスラムアパートもブロードバンドか、なんて思っていたら、
少しして、自治会から電話がかかってきた。(電話番号教えたっけ?)
工事の申し込みをしたのはお宅ですか、と。
「いえ、私は知りませんよ。ほかの人じゃないですか。」と言ったら、
どうやら自分が引っ越してくるときに難癖つけてきた3階の独居ジジイが、
勝手に俺が工事を申し込んだと吹聴して回っているらしい。
しかもこのアパートの住人(みんな年寄だが)の殆どは、光を引くことに反対しているらしい。
光に反対って…訳分からん。
これぞまさしく老害だ…
あと3階のジジイ、てめえは死ぬのを待つだけの身の癖に余計な嫌がらせをするな。
 細君が面白そうだと言うのと、ハッセルが登場するらしいということで、
見に行ってきた。「今度は愛妻家」。
その撮り方ではブレるだろうとか、
レンズシャッターが閉じてるのにファインダーを覗いていたりと、
突っ込むところはあったが、トヨエツが引蓋を引くところが妙にカッコよかった。
帰宅早々ハッセルに手が伸び、引蓋を抜いたり挿したりしてしまった。
まったくしょうがねぇな自分
 しかし映画の内容は非常に良かった。
僕は洋画より邦画が好きだ。
「制作費○億円」とか「最新のVFX技術が…」というのは
「はいはい凄いですね」という感じでしか見られない。
人間の内面をよく描写しているのは、やはり邦画でしょう。
 一人暮らしの時代はとうに終わり、自分の世界というものが消失し、
同時に思うように写真が撮れなくなってしまった。
大学の卒業直前は、イメージがホイホイ涌いてきて、
面白いようにそのイメージ通りの写真が撮れていた。
いまでは写真が撮れないどころかイメージすら浮かんでこない。
昔の写真を見ても、悲しいことに自分の撮った写真とは思えないくらいだ。
最近は部屋の中で空シャッターを切ってうっとりしている、
つまり「写真が趣味」ではなくて「カメラが趣味」という、情けない状況になりつつある。
これは極めてヤバい。
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