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for stoic rural life
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 恐れていたことが起きてしまった。
宇高国道フェリーが廃業だそうだ。
高松に行くときは、目の前に四国フェリーが止まっていても、
わざわざ数百メートル余分に歩いて必ず国道フェリーに乗っていた。
それほど強固なこだわりを持っていた。

   幼いころ僕は高松に住んでいた。
両親の実家が鳥取で、盆と正月の帰省のときによく乗っていた。
子供にとって田舎の祖父母の家に行くことは一番楽しい行事であり、
その楽しい思い出の中には必ず国道フェリーがいた。
僕の落書帳の中の船の絵には、必ずリングに台形の国道フェリーマークがついていた。
その後父が他界し、祖母が鳥取で葬儀をするといって聞かなかったので、
父の亡骸とともに海を渡った。そのときも国道フェリーだった。
とにかく宇高国道フェリーは、僕の原風景の一部なのだ。
廃止されるとなると寂しいってもんじゃない。激鬱だ。

来週の土日と来月の3連休に、ハッセル担いで激写してこよう。



utaka1987.jpg


















1987.7 高松を去る





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